Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/3月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
12星座共通の、今月の星まわり
3月初めの段階では、みずがめ座に3天体、うお座に4天体が滞在
みずがめ座に愛と美の星・金星、行動や戦いの星・火星、変容の星・冥王星の3天体。うお座に太陽、思考や伝達の星・水星、現実化とルールの星・土星、境界を溶かす星・海王星の4天体が滞在しています。
みずがめ座の「自由・平等・博愛」の精神とともに、うお座の「ワンネス・共感」の感覚が高まっている状態なので、みんなで一体となって、ひとつのことをやり遂げようとする。理想に向かって動いていくのですが、それを苦手に感じる人もいるかも。その人には別の考えがあるのかもしれません。その場合は、自己主張が激しくなることもありそうです。
3月10日のうお座の新月には水星がおひつじ座に
うお座に惑星が多い時期は、混乱が起こったり、感情的になったりする傾向も。でも、3月10日のうお座の新月である程度、リセットされるでしょう。この日には水星がひと足早くおひつじ座に入るので、モヤモヤしていたことも言葉になってきそうです。また、さまざまなアイデアも頭をめぐるとき。ノートなどに書き出してみると、発見がありそうです。
3月12日には金星がうお座に
太陽、土星、海王星のあるうお座に、金星も入ります。「ワンネス・共感」のうお座の世界を苦手に感じていた人も、金星の到来で、思いやりの気持ちが高まりそうです。芸術の世界へのシンパシーも高まるとき。音楽、文学、映画などに親しみましょう。演劇やバレエを見に行くなんていうのもいいですね。もちろん、サブスクで気軽にでも。
3月20日の春分に太陽がおひつじ座に
春分に太陽がおひつじ座に。すでに水星がおひつじ座に入っていますが、太陽と水星によって、活気あふれる雰囲気が出てきます。思い付いたことがポンポン口から出てくるような時期ですし、会議などでも新しいテーマに賛成が集まりそう。ただ水星は、4月におひつじ座で「逆行」します。今、考えていることがAの方向で進み出したとしても、その通りには行きづらいと心して。今はアイデアを出し合っている状態に過ぎないのです。
3月23日には火星がうお座にイングレス
金星、土星、海王星に加えて、火星がうお座に揃うことになります。「ワンネス・共感」の感覚が行動につながっていくときです。エモーショナルにもなりやすいですが、同情心も高まり、弱い者のために動いていきたくなるでしょう。ボランティアにもぴったりのタイミング。
3月25日にてんびん座で月食。新たな人間関係が生まれる
3月25日はてんびん座で満月ですが、今回は月食と重なります。てんびん座=「人間関係、美、調和」なので、このジャンルのことが月食のように表情を変えていきます。ここから、新しい人間関係の輪が生まれていき、それが安心感をもたらすものになるかもしれません。逆に言うと、古い人間関係は切れていくこともありそうです。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター
イラスト/maegamimami
イラストレーター