- ドバイにあるアトランティス・ザ・ロイヤル(Atlantis The Royal)は、ビヨンセが1月21日に招待客のみを前にライブを行った最新の高級リゾートだ。
- 2月10日にオープンしたこのリゾートには795の客室があって、ペントハウスには家具付きのバルコニーもある。
- 他にも複数のインフィニティプール、17のバーやレストラン、ビーチクラブ、世界最大のウォーターパークなどがある。
ドバイにあるアトランティス・ザ・ロイヤルは、ビヨンセが1月21日に招待客のみを前にライブを行った高級リゾートだ
ビヨンセはアトランティス・ザ・ロイヤルでの限定ライブで2400万ドル(約31億5000万円)の出演料を得たとフォーチュンやその他メディアが報じている。
アトランティス・ザ・ロイヤルはパーム・ジュメイラという木の形をした、贅沢なホテルやマンション、レストランなどで知られる人工島にある。最高級のスイートルームは1泊10万ドルで、CNBCによるとビヨンセはこのスイートルームに滞在したという。
ドバイ有数の高級リゾートで、総工費は14億ドル
アトランティス・ザ・ロイヤルはドバイにできた2つ目のアトランティスのホテルだ。系列のアトランティス・ザ・パームは2008年に開業した。
アトランティス・ザ・ロイヤルはお披露目までに14年かかった。計画は2008年に持ち上がったものの、建設はストップしていた。その後、2016年にアラブ首長国連邦(UAE)の政府系投資ファンドがプロジェクトを復活させたとブルームバーグは報じている。そして2023年2月10日に正式オープンした。
ブルームバーグによると、ザ・ロイヤルはドバイ最大のプライベートビーチに面している
ザ・ロイヤルはパーム・ジュメイラの先端にある。この人工島には他にも、リクソス・ホテルやリッツ・カールトン、ザ・パレスといった5つ星リゾートがある。
ザ・ロイヤルには17のレストランとバーがあって、このうち8つはホセ・アンドレや松久信幸といった有名シェフの店だ
アトランティス・ザ・ロイヤルを共同開発したカーズナー(Kerzner)によると、宿泊客は「ハレオ・バイ・ホセ・アンドレ(Jaleo by José Andrés)」や「ノブ・バイ・ザ・ビーチ(Nobu by the Beach)」といった有名レストランで食事を楽しむことができるという。
「ザ・ロイヤル・ティールーム(The Royal Tearoom)」でアフタヌーンティーを、「ガストロノミー(Gastronomy)」でビュッフェを楽しむこともできる。
ザ・ロイヤルの建設には160万平方フィート(約15万平方メートル)あまりの大理石が使用された
ザ・ロイヤルはアメリカの建築設計事務所コーン・ペダーセン・フォックス(KPF)が設計した。
ザ・ロイヤルには90以上のプールがある —— 中でもこのインフィニティ・プールは圧巻だ
長さ295フィート(約90メートル)のこのインフィニティ・プールからは、パーム・アイランドの景色が楽しめる。
専用のインフィニティ・プールが付いているスイートルームも
例えば「スカイ・プール・ビラ」からはアラビア海やパーム・アイランドの景色が楽しめる。専用テラスには長椅子やマットレス、ダイニングエリアなどもある。
ザ・ロイヤルには広さ5万3820平方フィート(約5000平方メートル)の最新式のウェルネスセンターがある
ザ・ロイヤルには伝統的なハンマーム(トルコ式の公衆浴場)もある。
火山岩や隕石、金などを使ったトリートメントも受けられる。
43フロアに795の客室がある
スイートやペントハウスを含め、客室は3つのタワー(サンセット・タワー、サンライト・タワー、サンライズ・タワー)に分かれている。
受付、コンシェルジュ、ルームサービスは24時間対応だ
アトランティス・ザ・ロイヤルにはバリアフリーの客室が8室あり、大人数に対応できるコネクティングルームも複数ある。
絶景のプールサイドでカクテルを飲むなど、さまざまな娯楽も楽しめる
22階にある空中プール「クラウド22(Cloud 22)」からはアラビア湾を見下ろすことができる。
他にも「リンリン(Ling Ling)」や「エレメンツ(Elements)」「リゾナンス(Resonance)」など、ナイトライフが楽しめる場所もある。
宿泊客はアトランティスのウォーターパーク「アクアベンチャー」にも無料で入場できる
カーズナーによると、アトランティスのアクアベンチャー(Aquaventure)は世界最大のウォーターパークだ。園内には50のスライダー、79のライド/アトラクション、プライベートビーチなどの施設がある。
スキューバダイビングや水中ヨガなども楽しめるという。