大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第四部の舞台といえば杜王町。そのモデルとされる仙台は聖地巡礼のジョジョラー(ジョジョファン)が絶えません。
そして作中に登場する店舗のモデル「むかでや」は全国のジョジョラーにとっては憧れの存在!領収書を依頼するとあのキャラクターの名前で貰えるのだとか・・・!
お店のホームページにも「ジョジョ第四部で登場する店舗」として紹介される「むかでや」。作中では路面店として描かれていますが、現実の「むかでや」は2F部分の店舗ですのでご注意を。
なお、階段の登り口には東方仗助のタペストリーが飾ってあります。鋭く見なよ!
落ち着いた和の空間が広がる「むかでや」の創業は昭和9年という歴史あるお店。そして原作と同じく履物屋さんであるという点がまさに「靴のむかで屋」のモデルであることを物語っています。取り扱い商品は草履や履物、そして和雑貨類などで、かんたんな洋服の仕立て直しはされていないそうです(笑)。
ジョジョラーと呼ばれるファンが店舗へと足を運び始めて既に10年以上。今のように多くのファンが訪れるようになったきっかけは、とあるファンが店主へと要望した「モノ」が口コミで拡散したから。
ジョジョラーたちはその「あるモノ」を手に入れれるべく全国からひかれ合うようにここに足を運んでいるのです。その「あるモノ」とはッ・・・!?
ドンッ!!ズバリ、「領収書」ッ!
しかも宛名が「吉良吉影」!さらに但し書きは「ボタン付け代として」・・・。読者以外には全く伝わらない内容!これを初めて頼んだジョジョラーに僕は敬意を表するッ!
店主も当初は訳が分からないまま「忍者みたいな名前ですね」と領収書を書いたものの、その後も同じ名前で領収書を要求する客が増えて行き不思議に思っていたそう。そしてとある時、ファンから実はマンガの中に出てくるお店なんですよと教えてもらって初めて気づいたのだとか。
そんな吉良吉影の領収書はお会計時に「すいませェん、領収書が欲しいのですが」と頼めば快く書いてもらえますよ。
※最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:bow)