2月4日、令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)南部支部予選の準決勝が行われ、武南と浦和西が対戦した。
武南のキックオフで試合は開始されると1分、左サイドからMF7川上旺祐(2年)が攻め上がるなど、立ち上がりから主導権を握る武南。
すると前半5分、武南はCKのチャンスを作ると、MF8髙橋秀太(2年)のプレースキックが直接ネットを揺らし先制点を奪う。さらに武南は直後の7分にもMF10松原史季(2年)のCKを起点に、ゴール前でこぼれ球を拾ったMF髙橋がシュートを放つと、ネットへ突き刺さりリードを2点に広げる。
浦和西はセットプレーを中心に反撃。FW8塙翔太(2年)のCKやFKから武南ゴールを脅かすも、得点には至らない。
試合の主導権を手放さない武南はさらに攻勢を強めると、前半終了間際にもMF松原がCKを直接ゴールへと叩き込み、3-0とリードして前半を折り返す。
後半に入っても立ち上がりから攻める武南。43分はMF松原のFKから浦和西ゴールに迫ると、45分にはMF17飯野健太(2年)が右サイドを打開。中央のFW11高橋俊祐(2年)へパスを通すと高橋がシュートを狙うもジャストミートせず、好機を活かすことができない。
ピンチを凌いだ浦和西がここで反撃。49分、武南ゴール前までボールを運び攻め込むと、FW塙がゴールを奪い2点差へと詰め寄る。
さらに浦和西は途中出場のFW9津吹祐宇(2年)らが必死にゴールを狙うものの、武南は慌てることなくしっかりと対応。ディフェンスを固めつつ試合を進めていくと、MF松原やMF髙橋秀太、FW11高橋俊祐らが攻撃を仕掛けゴールを奪いにかかる。
その後武南はゴールこそ奪うことはできなかったものの、浦和西に得点を許さず3-1で勝利し、決勝へと駒を進めた。
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