鉄輪温泉の少し奥まった場所に位置する「ここちカフェむすびの」は、古民家をリノベーションして作られた古民家カフェです。
調理にはこだわりがあり、「低温スチーム」「天日干し」「50℃のお湯洗い」など、食材の旨みを引き出したり、栄養価アップなどを目指して調理されています。
昭和レトロな外観の定食屋「勝太郎食堂」では定食メニューや麺類など、地元民にとってもおふくろの味を提供し続けてくれています。一番の人気メニューは、溢れんばかりの麺と具材が並々と盛られたチャンポンです。シンプルでド定番な味付けですが、いつ来ても食べたくなる懐かしの味です。
また、皆さん必ずお土産に持ち帰るのが「おはぎ」です(地元では「ぼたもち」などと呼ばれます)。店主は営業中にも常に常連さんとお喋りしながらこのおはぎを作っていて、いくつ売れても売り切れることはありません。丁寧な手仕事で作られるぼたもちを是非お土産にどうぞ!
鉄輪温泉地区でも、特に湯治宿が集中する筋湯通りといでゆ坂に挟まれた場所に位置する「アルテノイエ」は、ギャラリーも併設するお洒落なカフェ&スイーツショップです。地元密着の調理方法「地獄蒸し(源泉の蒸気で蒸し調理する方法)」でケーキが作られています。
お勧めは地獄蒸しで作られる、ふわっふわのシフォンケーキです。シフォンケーキは店内でコーヒーなどと一緒に食べる事も出来ますし、お土産に持ち帰りもOKです。抹茶・バナナ・紅茶など数種類の味から選べます。どれも甘すぎないので、たくさん購入して食べ比べをしてみて下さい。
アルテノイエからも徒歩すぐの「かんなわ豚まん本舗」は、鉄輪地区の食べ歩きの老舗店です。ここの豚まんも地元密着&自慢の調理方法「地獄蒸し」で作られており、いつも店内からは蒸気が噴き出しています。
豚まん本舗の豚まんは、お肉が多めの餡がぎゅっと詰まっていて熱々で、食べれば最高の美味しさです。
※最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:藤谷 ぽきお)